会計講座5 貸借対照表のポイント
資産と負債・純資産の内容のバランスが取れているかをみます。
借方と貸方は必ずバランスします。
その為、貸借はバランスシートと呼ばれます。
会社の安全性を測ることごポイントです。
主な指標
元手である資本金や剰余金の総資産に占める割合をみます。(製造業だったら30〜50%前後が優良な水準)
有利子負債比率
有利子負債である短期借入金・長期借入金・社債などの総額がどの程度あるのかをみます。
借金があまりにも多い会社は優良な会社とはいえません。
運転資金
流動資産と流動負債の比率をみて、流動資産>流動負債という状態であるのが資金繰りにゆとりがある状態であり、会社の安全性が高いといえます。
次回は純資産の部の概要について説明します!
会計講座2 財務諸表について
今回は財務諸表について簡単に紹介します。
財務諸表とは企業が利害関係者に対して一定期間の経営成績や財務状態等を明らかにするために作成される書類です。
(作成目的については会計講座①参照)
決算書(又は決算報告書)と呼ばれています。
[財務諸表の種類]
①貸借対照表(B/S:Balance sheet)
→一定時点における企業の「財政状態」
②損益計算書(P/L:Profit and Loss Statement)
→一定期間における「企業の経営成績」
③キャッシュフロー計算書(C/L:cash flow statement)
その他
株主資本等変動計算書、営業報告書、利益処分計算書、附属属明細書
①〜③までを「財務三表」といい会社の成績表である重要な計算書となります。
次回は貸借対照表について解説します!